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理加せんせいの子育てコラム

おざわ幼稚園副園長の小澤理加です。
2人の子どもを育てた自分の経験をもとに、毎月子育てコラムを掲載します。

2020年12月

小さな会話

理加せんせい

どんより雲がかかり、朝から寒々とした日でした。
事前に密にならないための工夫をみんなでいろいろ考え、園庭にラインを引き始めると、ホールベランダに年長男児が5,6名見にきました。
「先生、何してるの?」「先生、先生!」
と連呼する声が聞こえます。
職員室の先生方は、位置を確かめながら作業中だったのですが、それを見ていた中の1人が、
「今、声掛けない方がいいよ。先生たち、大変なんだから。」
と、いうのです。
すごいですよね、大人の会話のようです。メジャーで測りながらラインを引いている私達の様子を見ていて、大変そうと思ってくれたのですね。
ありがとう。おかげで、うまくソーシャルディスタンスがとれそうな枠がかけました。
そんな時、……あれっ…まさか、今のは雨粒。
「なんて日だ!!」
どこかの芸人さんのセリフが頭に浮かびました。
 せっかく見学できる貴重な行事だったのに…
でも、冷たい雨の中では風邪をひいてしまうので、断念せざるを得ません。急いでホールでの活動に切り替えさせていただきました。
 ギリギリまで迷っていたため、アプリの連絡も直前になってしまい、すでに園まで足を運んでくださった方もいらっしゃいましたね。駐車場から、園庭を見ている保護者の表情からは、「がっかり…」の残念な思いがひしひしと伝わってきました。その気持ちを思うと、私達も、心が痛みます。本当に申し訳ありません。
けれども、ホールでのもちつきは、みんなで楽しむことができました。
今年は大きな声を出すことができないため、もちつきの掛け声もどうするか困りました。
中には、園長発案の「声の代わりに、ペッタンペッタンと手をたたきながら数える」を採用したクラスもありました(笑)
どちらにしても、例年より控えめでしたけれども。
 その日の降園時、お母さんと園児(姉妹)が、
「おもちたべたよ!」「年長は3個」「○ちゃんは?」「小さい組は2個」
など、おもちについての会話が聞こえてきました。普段から、様々なフォローをしていただいているなと本当に感謝しています。
先程の会話にもありましたが、最近、年長児から大人びた会話がちらほら聞こえてきます。
たとえば…園長先生とあいさつをしている年中組の声が聞こえてくると、
「かわいい!」「ねー!」と言いながら、階段を上っていきます。(ちなみに、男児達です。)
また、お客さんごっこで、年少組の遊戯を見ている時は、
「先生、あの子間違えてるね。でも、そこがかわいい。」
と、笑顔で言うのです。(みんなもそうだったんだけどね。)と思いながら、なんとも微笑ましくなります。
冷たい空気の中、ステンドグラス前のミッフィーの前には、あの時子ども達がついたおもちが鏡餅となって飾られています。乾燥してひびがたくさん入ってしまいましたが、それも、ひとつの味わいですね。明日から冬休み。皆様もどうぞ「小さな会話」をお楽しみください。