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理加せんせいの子育てコラム

おざわ幼稚園副園長の小澤理加です。
2人の子どもを育てた自分の経験をもとに、毎月子育てコラムを掲載します。

2017年12月

行事を10倍楽しむ方法

理加せんせい

 幼稚園3大行事のひとつ、お遊戯会が無事終了しました。ご家族は、成長をしみじみと感じながらご覧いただけたのではないでしょうか。当日の頑張りとそれまでの頑張りに大きな拍手を送りたいと思います。行事のたびに様々なドラマがありますが、その裏側やそこに至るまでの出来事を知ると、より一層楽しくなるものですね。今回は、その一部をお伝えします。
演目が決まった後、配役を決めることにとても苦労します。
それは、子ども達のやりたい役が毎日のように変わるからです。一人役あり、セリフあり、出方の違いあり…というふうに、たくさんの要素がプラスされるのでわくわくしますよね。
特に年長組は、年中組で経験したことや、たくさんのクラスの演技を見たことでさらに意欲も増し、あれもこれも演じたくなるのです。
 あるクラスで、2人役に対して3人が立候補しました。話し合いは難航し、なかなか決まりません。「3人で考えてみてね。」と担任も抜けて、しばらく様子をみると…。
「先生、決まったよ!」と、明るく報告に来たのだそうです。じゃんけん? 多数決?
そんな方法も、あるにはありますが…どうやって決めたかというと、
「年中組の時、何(の役)やった?」と、昨年度のお遊戯会を3人で振り返ってみたのでした。
A君「ぼく、○○やりたかったけど、△△やった。」
B君「ぼくも、○○譲ってあげたから△△だよ。」
それを聞いて考えたC君は、
「ぼく、(年中の時は)やりたかった○○やったから…、うーん、じゃあ□□にする!」
と、明るく別の役に移ったというのです。
「C君は、去年はまだまだ自分のことが中心だったのに、こんなに成長したんです!」
担任も、嬉しそうに報告してくれました。これだけでも、行事を経験する意味があるというものですね。周りの人と上手に折り合いを付けることができたのですから。
 また、お遊戯会前日には、年少児が一人で事務室に来て、
「うたいます。」
と、おもむろに自分の踊る曲をささやき(歌い)ながら踊ってくれました。目の横のVサインの決めポーズに拍手大喝采!!今までは、朝、門のところでよくお母さんの手をぎゅっと握りしめていた子だったので、先生達の前で一人だけで歌って踊れたことに、驚いてしまいました。
みんなに誉められて、にこにこ笑顔の園児の後ろをふと見ると、その子からは見えないところでちゃんと担任の先生がにこにこ見守っていました。本当に成長を感じる光景でした。
そして、なんといっても、保護者の皆さんの団結力!「お遊戯会まで、病気をはやらせないようにみんなで頑張ろう!」と公園遊びや茶話会などで、声を掛け合ってくださった様子も耳にしました。体調が優れない時に、各ご家庭で早めに対応していただいたお陰で、お遊戯会まで大きく流行する病気もなく、元気に過ごせたことに心から感謝しています。
 続いて実施した行事は、おもちつき。
重たい杵でついたおもち(食べる分のおもちは和菓子やさんが届けてくれましたが、内緒)を、
「みんなでついたおもちは、おいしいね!」
と、普段きなこ餅になじみの薄い子ども達も、美味しそうに食べていました。
 全園児の手垢がしみこんだ臼の中のおもちは、鏡餅に変身する予定です。今年初挑戦!!
3学期が始まったら、職員室横のミッフィーちゃんを見てくださいね。
鏡餅が飾ってあったら、成功! なかったら…また、来年チャレンジかな!? 皆様良いお年を。