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理加せんせいの子育てコラム

おざわ幼稚園副園長の小澤理加です。
2人の子どもを育てた自分の経験をもとに、毎月子育てコラムを掲載します。

2018年09月

何でも経験!

理加せんせい

 遠足に行ってきました。
園でぶどう狩りに行くようになってから、ずっとお世話になっていた榎本グレープガーデンさんが、ご家庭の都合により、今年で閉園となってしまうそうです。
卒園生のお父さんお母さんの中にも、遠足で行ったことを覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。雨の中、カッパを着てぶどう狩りをしたことなど、いろいろな思い出がよみがえり、しみじみと最後のぶどう園を味わいました。本当にお世話になりました。
さて、そんな中、ぶどう園では子ども達はいたって元気でした!
とにかく走り回っている子、夢中になって大きなコオロギを捕まえている子もいます。
「先生、どんぐり!一緒に集めよう。だって、お母さんが『今日は、どんぐりごはんだよ。』
っていってたから。」
「美味しそう、たくさん集めようね!」
とは言ったものの、うーん…本当?
トチの実を使ったトチ餅という食べ物はあるけれど…どんぐりも粉にして…???
 子どもとの会話は、いつもこんな感じです。半分事実、残りは夢の中。
子ども達の想像力・創造力・空想力などは、そんなやりとりからも、発達してくるものです。「そんなわけあるかい!」と、突っ込みを入れるのはちょっと待ってくださいね。
子どもが、会話を楽しんでいる時や楽しいお話が生まれている時には、
「へえ、どんぐりごはん」「そうなの、美味しそう」
と、子どもの言った言葉を繰り返したりしながら、一緒に楽しみましょう。話が膨らみ、想像力がゆっくりと豊かになっていきます。
(でも、友達を巻き込んでしまうような事実と異なることを言う時は、きちんと対応してくださいね。「本当に、そう?」と、きちんと事実を伝えられる子に育てましょう。)
年中組担任も、
「去年、年少組のぶどう狩りの時は、シートにアリが来ただけで大泣きしていた○ちゃんが、ご飯を食べる間、シートにちゃんと座っていられたんです。成長しましたね。」
といっていましたが、何でも経験ですね。
 年長組の梨狩りでは、試食用の梨を先生達がむいているのを見て、自分で採った大切な梨がむかれてしまうと思った子が、「ぼくの大切な梨がむかれちゃう…」と、大泣きしてしまったと聞きました。自分で収穫したからこその反応ですね。
様々なことに興味を持っている子ども達。
らくだのこぶの中には何が入っているか、詳しく説明できる子。
「スズメ蛾」に興味を持ち、図鑑で調べ園内を探して歩く子。
中には、夏休みに、コラムで紹介したはさみで「広告チョキチョキ」を実践してくださったご家庭もありました。「家族ではまってしまって、今も続いているんです。」とのこと。
素敵ですね!遊ぶ楽しさをご家族で共有できるなんて。
自分の好きなことを見つけられるといいですね。
そのためには、何でもまずはやってみることが大切です。様々なことをやってみて、様々なことをたくさん感じることが大切ですね。大人は、決めつけることなく受け止めてあげましょう。