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理加せんせいの子育てコラム

おざわ幼稚園副園長の小澤理加です。
2人の子どもを育てた自分の経験をもとに、毎月子育てコラムを掲載します。

2018年06月

広がる世界 ~百聞は一見にしかず~

理加せんせい

 幼稚園に動物達がやってきた「いちにち動物村」の2日後。
「先生、この子の頭見て!」
見ると、きれいにカットして坊主になった男の子がいました。
「かっこよくなったね! 汗もすぐに拭けちゃうし、先生、この頭、大好き!」
と、私は、一般的な(?)コメントをしました。
 すると、
「ぼく、ハリネズミになったの。」
と、意外な答えが返ってきました。うーん、すごい!思いつかなかった!!
「ほんとだ、チクチクだね!」
と、周りの子ども達も楽しそうに反応しました。
なんて、素敵な会話でしょう。
どうぶつ村で、ハリネズミを実際に触った経験から、子どもの世界が広がりこの会話になったのですね。様々な経験を園ですることの大切さは、そこにあると思いました。
5月には、保護者の方々のご協力により、カブトムシ、サワガニ、オタマジャクシ、トンボ、蚕(かいこ)、ヌマエビと、たくさんの生き物が園に届きました。
  ・トンボの幼虫ヤゴは、怪獣みたいな顔をしていて、水中で生活していること。
  ・生きたイトミミズを食べること。
  ・イトミミズは、水替えをすると、丸い塊になること。
  ・何度も脱皮して水の中で大きくなること。
  ・トンボになる時には、水から出て羽を乾かすために、長めの枝を入れる必要があること。
  ・水を取り替えないと、体の周りにボワボワの苔が生えて、死んでしまうこと。
トンボだけでも、こんなにたくさんのことを知ることができました。
 5月の終わりについにトンボになり、無事に空へ飛ばしたクラスもありましたし、羽が1枚折れてしまい、なかなか飛ばなくて困っていたクラスもありました。
これも経験ですね。
そのクラスは、逃がす場所が悪いから飛ばないのかも…と、みんなであれこれ考え、最終的には「虹色ハウス」なら(高い場所だから)飛べるんじゃないかと全員の意見が一致し、そこに移動して逃がしたそうです。
「でも、少ししか飛ばなかったよ。」
と降園時に教えてくれました。

 経験から一人一人が得るものはそれぞれ違いますが、経験したことで、その子の心の琴線に触れることが必ずあるものです。
生き物たち、お疲れ様…。かわるがわる子ども達に触られ、触れ過ぎて弱ってしまったのもいましたが、よく頑張ってくれました。ご協力いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
 今度は、水遊びの季節です。
水といっても、様々な遊び方がありますね。様々な遊び方を経験し、自分で考え出し、全身で楽しんでいけたらいいなと思っています。周りの友達とかかわりながら、どんなふうに成長するでしょうか。楽しみです。
山盛りのお洗濯、よろしくお願いします!