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理加せんせいの子育てコラム

おざわ幼稚園副園長の小澤理加です。
2人の子どもを育てた自分の経験をもとに、毎月子育てコラムを掲載します。

2019年01月

「子ども達の会話から」

理加せんせい

あっという間に2月号です。もうすぐ年号も変わるし、年度末のまとめやら新年度の準備やらで、気がはやります。そんな時にも、ほっと癒やされるのが子ども達の会話です。
職員室で仕事をしていると、園庭で遊ぶ子ども達の声が聞こえてきます。
「『おなじことのくりかえし』ってどういうことかわかる?」
鉄棒をしながら、友達に話しかけているのです。
ふふふ…。
たぶん何度も同じことをして、繰り返しお母さんに言われているのでしょうね。
私も、息子によく言ったものです。なんだか懐かしい。
「ちゃんとするってどういうこと?」
と、お父さんに聞いていた子のことも思い出しました。
大人が当たり前に使っている言葉でも、子ども達には意外に通じていなかったり、不思議に思ったりすることがあるようです。
先生達は、噛んで含めるように子ども達に物事を伝えたり、そこに至るまでの経過を子ども達が思い返すことができるように、ゆっくりと順を追って辿ったりする努力をしています。
子どもの立場に立ち、今、子どもはどう理解しているのか、きちんと把握できているかを確認しながら、子どもに向けて話しているのです。
忙しい毎日、いつもいつもそんなに丁寧に話せないと思いますが…、やってみる価値はありますね。

 逆に、会話の成長に驚くこともあります。
年長組に用事があって保育室に入っていくと、ままごと中の男児が近づいてきました。
「先生、お茶をいっぱいいかがですか?」(もう、敬語が使えています。)
「ゆず茶です。」
「へえ、よく知ってるね。いい香りでおいしい!ごちそうさま。」
「先生、もう一杯、今度はにんじん茶です。」(なんだか、大人の雰囲気。)
「先生飲めるかな?」
「大丈夫です。そんなに苦くないから。」(少しだけ注いでくれました。)
 そして、後日。
「昨日、先生もゆず茶飲んだよ。甘くておいしかった。この間は、おいしいゆず茶ご馳走様。」と言うと、
「おままごとですけどね。」…脱帽。

薄暗くなった夕方に、帰っていく二組の親子。
「もう、○ちゃんは友達だからね。」
「そう、ともだちなんだ。」「友達だよ!」
という会話が聞こえてきました。すぐに仲よくなって、いっぱいけんかもして、また仲直りして、そうやってみんな大きくなっていくのですね。
現在のクラスでの残りの日々、今まで話していなかった友達と話してみたり、一緒に遊んでみたり、昼食を隣で食べたりしながら、さらに友達とのかかわりが広がるよう過ごしていきたいと思います。今まで出てこなかった友達の名前が出てきた時は、是非笑顔で話を聞いて上げてくださいね。