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理加せんせいの子育てコラム

おざわ幼稚園副園長の小澤理加です。
2人の子どもを育てた自分の経験をもとに、毎月子育てコラムを掲載します。

2018年02月

小学校見学へ行って

理加せんせい

年長組と小学校見学に行きました。
休み時間に谷塚小の校庭を一周する園児の列に気付いた卒園生が、少しずつ近づいてきてくれました。やや離れた場所から、縄跳びで二重跳びや交差跳びの技を披露してくれた児童。
少しだけ得意そうに、ちらちらとこちらに視線を向けています。上手、すごいね!
満面の笑顔で「せんせい!」と駆け寄ってくる女子達の中には、幼稚園に兄弟がいる子もいて、
「先週から(幼稚園から見学に来ることを知り)、とても楽しみにしていたんですよ。」
と、後からお母さんに伺いました。肝心の妹は、まわりの友達に教えてもらってお姉さんを探しだした頃には、お姉さんは、すでに校舎の方へ行ってしまっていましたが…(笑)
「オレも、おざわ幼稚園だったよ!」
と、こちらに聞こえるように誇らしげに友達に話している声も聞こえます。
中には、「背が高くなったね。150cmくらいあるかな?」と聞いた私に、
「はい、背も高くなったけど、重くもなって60kg!」
と、教えてくれた6年生もいました。反応はそれぞれですが、嬉しいひとときでした。
いいものですね、子ども達の成長をずっと間近で見ていられるのは。
おかしかったのは、落とし物コーナーに、幼稚園の上履き袋が二つもあったこと。
ずっと使ってくれているのは嬉しいけれど、落とさないようにしようね!
 もうじき一年生になる年長児は、3学期の今、とても複雑な気持ちで過ごしているようです。
「一年生になるのは嬉しいけれど、クラスの友達と離れてしまうのは寂しい。
勉強は難しいかな…。失敗しちゃったらどうしよう。給食、嫌いなものがでるのかな…。
やっぱり幼稚園にずっといたいな!」
と、楽しい気持ちと不安な気持ちの間で、心が大きく揺れているのが目に見えるようです。
それにつれ、保護者の方々の中にも、「きちんとやっていけるだろうか」という心配と、「今のうちに何とかしておかなくちゃ」という焦りが見え隠れしているように感じます。
それを解決して行くには、その気持ちを、楽しいことや待ち遠しいことに置き換えてあげる必要があります。
その早道が、小学校見学なのです。就学時健康診断だけでは分からなかった実際の小学校生活の楽しさを、肌で感じることができるのです。
知っているお兄さんがいた!縄跳びやドッジボールをして、楽しそうに遊んでた。
図工の授業を見たら、幼稚園と同じように廃品で何かをつくっていた。
「なあんだ、同じだった。ぼくもできるよ。」とほっとして湧いてくる安心感。
幼稚園でチャレンジ中の跳び箱は、小学校ではなんと8段まであって、大きかった!
体育館でお兄さんが練習していたマットは、長くてたくさんあってみんなかっこよかった!
私も小学校でやってみたいな。そんなわくわくした気持ち。
ドキドキしながらたどり着いた小学校でしたが、直接見たことで、帰りの子ども達はイイ顔をしていました。
 年少・年中児も、同じですね。進級に向けて、今できること、安心できること、期待で心を包んであげましょう。緊張している心をほぐしてあげましょう。
もちろん、お母さん達の心も同じです。頑張りすぎていつも「ベスト」を尽くそうとしすぎないでいいのです。今できること、「これもありかな」「これでもまあいいか」という「ベター」な選択もありですよ。あっという間に4月になります。みんなで楽しんで過ごしましょう。