はじめまして
いつもありがとう!

理加せんせいの子育てコラム

おざわ幼稚園副園長の小澤理加です。
2人の子どもを育てた自分の経験をもとに、毎月子育てコラムを掲載します。

2021年01月

「ありがとう」の力

理加せんせい

「せんせい、おそうじありがとう。」
新学期が始まったばかりの帰り際に、年少児に言われました。
「あ、はい…」???
わかりました!その意味が。
その子は、前日の冬あひるに参加したので、先生達の大掃除を見ていたのでした。
毎回、新学期前には教員総出で、水浸しになってベランダや広場など外回りの掃除をするのです。その様子を預かり保育の先生達が、子ども達にわかるよう伝えてくれています。
 そういえば、運動会などの園庭準備や遊具のペンキ塗りの時などにも、あひる参加の園児達がホールのベランダから「せんせい、がんばって!」「ありがとう!」などと応援してくれましたっけ。
子ども達の「ありがとう」の力はとても大きく、猛暑の日差しや冬の水の冷たさが吹き飛んで、もうひと頑張りのパワーが湧いてきます。

今朝は、バス乗車の先生のところにわざわざ「ありがとう」を言いに来た女の子がいました。
バスのあいさつをしていた時に、鼻水でぐじゅぐじゅになったティッシュを持っていた子です。
きっと、その先生が後始末をしてくれたのだろうと思います。
園では、この「ありがとう」を、子ども達にきちんと伝えるように日々かかわっています。ばんそうこうを貼ってくれた先生に、落とし物を拾ってきてくれた友達に、困っていたところを助けてくれた年長組のお兄さんに、きちんと「ありがとう」が伝わるように見届けます。
時には、担任と一緒に改めてお礼を言いに来ることもあるのです。
言われた人は、誰もがとても嬉しそう。ニコッと笑って「どういたしまして」と返します。
とてもとても基本的なことですが、今年度は特にその意味をかみしめた一年でした。
保護者の皆様にも、感謝です。
 コロナの影響で全然園に来られなかったのに、笑顔でご理解くださって、ありがとう。
行事の内容変更に、「行事を無くさないでくれてありがとう」と言ってくださってありがとう。
「先生達もいろいろ大変ですね。お体大切に。」と、気遣ってくださってありがとう。
自粛中に「時間あるんです。好きだから楽しくできました」と、マスクや衣装をつくってく ださってありがとう…。まだまだ、たくさんのありがとうをお贈りしたい気持ちです。

コロナの流行が始まってから早1年、検討続きの毎日に疲弊してしまった私達でしたが、皆様の温かい応援(地域の方も含め)が身に染み、なんとか乗り切れそう…な気がしています。
 終息することを願ってやみませんが、どんな時でもその時その時を精一杯楽しく充実した日日にする気持ちを保護者の皆様と共に大切にしていこうと思います。
これからも、どうぞ未来を背負って立つ子ども達のために、お力をお貸しください。

それから、こんな素敵なことも。
お遊戯会でご披露できなかった合唱をホールで撮影した時、今までで一番美しい子ども達の歌声を聞くことができました。誰も怒鳴ったりしないから、みんなの声がよく聞こえ、音程が取りやすいのです。マスクをしていると、歌声がきれいに揃うんですよ。新しい発見でした!!