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理加せんせいの子育てコラム

おざわ幼稚園副園長の小澤理加です。
2人の子どもを育てた自分の経験をもとに、毎月子育てコラムを掲載します。

2018年01月

はじめての○○

理加せんせい

3学期の始業式。たった2週間ばかりの休みのはずなのに、子ども達の様子が違って見えました。ホールに早めに集まってきた年少組が、静かに全園児が揃うのを体操座りをしたまま待っています。ふざけている子はいません。驚きの嬉しい光景でした。
 年少担任も、
「今日は3学期初日で荷物が多かったのに、誰も手伝いませんでした。(手伝わなくても自分で片付けることができました。)スモックも、男女できちんと(箱に)分けて入っていて、驚きました!」とのこと。子ども達の成長ほど、胸を打つことはありません。
 テレビでも、「はじめてのおつかい」をやっていました。以前出演した子が成長して、結婚する場面が放映されるほど長く続いている番組です。
子ども達が初めておつかいをする様子をずっと映しているだけなのに、大人がみんな感動してしまうから不思議です。
 それは、今まで大人に頼りきっていたことを、困難にぶつかりながらも、自分達だけで純粋にひたすら泣きながらでも体当たりで解決しよう(目標に向かっていこう)とする、その子ども達の姿に胸打たれ、はらはらしながら見ているうちに、思わず大人も応援したくなってしまうということなのでしょう。ひとつの「自立」する姿を観ているのですね。
 園でも、同じようなことがよくあります。
(忘れたので)「コップ貸してください。」と、一度では伝えることができず、見守る担任の所へ戻って勇気をもらい、また伝えようとチャレンジする。その時必要なのは、安心して戻れる場所(先生)があることではないかと思います。生活の中でも、いつもと違って表情が曇っている時、何か困っている様子の時、大切なのは、
「どうしたの?」聞いてあげること。
「どうしたらうまくいくかな?」と、一緒に考えてあげること。答えを示さなくてもいいのです。安心して自分の気持ちを伝えることができる環境をつくってあげたいですね。
「困っているんだね。悲しかったね。大変だったね。」と、共感し、
「こんな方法、あんな方法があるよ。」
と、解決の仕方を示し、それでもうまくいかなかったら別の方法を、と道筋や進むべき方向をちょっと照らしてあげるやり方がいいように思います。
最後は、子ども達が「自分で考え、自分で選んで行動する」べきですよね。
園児の自立とは、まだまだ保護者や先生などの大人から「保護された中での自立」です。
そこから徐々に、社会に向けての自立につながっていくのです。
さて、今の生活を振り返ってみてください。入園(進級)の時から変わらず、お母さんがしてあげたり、決めたりしていることはありませんか?
年少児も年少児なりに、大きく成長しています。年中・年長児は言うまでもありません。
まとめの時期の3学期、運動を始めとして、園生活の様々な場面で、初めてのことに挑戦したり、自分で目標を決めてチャレンジすることが多くなってきています。始めからうまくはいきませんが挑戦です。
「そう、○○にチャレンジしているの。難しそう。できるようになったら、見せてね!お母さんも応援してるよ!」
と励まし、背中をちょっと押して上げてくださいね。きっと、チャレンジする勇気が湧いてくると思います。安心して生活しながら、新しい年度に向かっていきたいと思います。
がんばれ、おざわっこ!!