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理加せんせいの子育てコラム

おざわ幼稚園副園長の小澤理加です。
2人の子どもを育てた自分の経験をもとに、毎月子育てコラムを掲載します。

2019年06月

子どもの目

理加せんせい

広場を通りかかると、
「先生、来て来て!ダンゴムシ!!」
と年中児に、こいぬ組の横に連れて行かれました。
何でダンゴムシでそんなに急いでいるんだろう?見慣れている虫なのに…。
見ると、何人かの年中児が、頭をくっつけ合ってのぞき込んでいます。
「こんなところに、何でダンゴムシが来たんだろうねえ。」
と、暢気に言うと、
「先生、ここに、透明なワナがはってあるんだよ。」
と、ミステリードラマ張りの真剣な顔です。そのサッシのすみには、小さい蜘蛛の巣が壊れてぶら下がっていました。
「ほんとだ、それに引っかかったんだね。」
その後は、
「これ、蜘蛛の巣だよ。」
「でも、かわいそう。」
「ここにも虫が(ひっかかってる)。」
「これ、羽がつるんとしてる。ゴキブリになるのかな。」(本当はゴミムシの仲間です。)
「あおむしになって、ちょうちょになるんだよ。」
と、口々に教えてくれました。
子ども達の観察力、考える力、興味関心はすごいですね。
生まれてからたった4,5年なのに、今まで見てきたこと、知っていることを総動員していろいろ考えているのです。
たぶんここに年長児がいたら、ダンゴムシのメスとオスの模様は違うこと、赤ちゃんは白いこと、蜘蛛の巣についてなど、知っていることをさらに教えてくれるんだろうと思います。
 だから、たくさんの様々な経験をすることが大切なのですね。
どんなことも、経験して無駄なことなどないのです。
朝の登園の道すがら、お花(雑草?)を摘んで大事そうに持って来る子がいます。
「小さくてかわいい。ピンクの花だね。」
次の時は、花の色が3色に増えていました。
「今日は、いろんな色があってきれいだね。」
小さい石ころを大切に握りしめている子もいます。
「おもしろい形の石だね。ゴツゴツしているね。」
このように、どんなことでもいいのです。
子どもが楽しんでいること、興味を持ったことを、是非一緒に見たりしたりしてくださいね。
お家の人としたこと、見てきたこと、触ったもの、幼稚園での経験…はっきりと覚えていなくても、子ども達の体や心に染みついて、日々の成長につながっているのです。

子どもの目の高さで
子どもの感じていることを共有してみてください。
新しい発見あり!
そして、とっても癒やされますよ!