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理加せんせいの子育てコラム

おざわ幼稚園副園長の小澤理加です。
2人の子どもを育てた自分の経験をもとに、毎月子育てコラムを掲載します。

2021年03月

てがみ回収箱 ~卒園記念品のこと~

理加せんせい

園生活を過ごした卒園児からのプレゼントは、手紙を入れる回収箱。
毎日使用する回収箱なら、記念品にぴったり!…ということでいただいたものです。
 この回収箱は、例年、職員室の先生が月刊本などの空き箱でつくっていました。
「私、何年も前に、回収箱つくったんですよね。」「私も…」
と、新しい回収箱を見ながら、先生達が懐かしそうに話してくれました。今までつくってくれて、ありがとう。先生達の手づくり回収箱も、温かくて素敵だったけれど、
「この箱に入れたら、本当に担任の先生に届くのですか?」
と、聞かれたこともあって…。今度の本格的な回収箱なら、信頼感抜群、しかも丈夫で長持ち!
新しい回収箱は、型抜きされた2羽のフラップ&ドリーが正面にあり、とても素敵です。
卒園生の皆さん、本当にありがとうございました。大切に使わせていただきます。
さて、この回収箱は、本園卒園生の「森工芸」の森さんにつくっていただきました。
「卒園生がつくった卒園記念品ですよ!なかなかそういう貴重な作品は、ありませんよね。」
と、打ち合わせ時に森さんに伝えると、「ああ、そうか、そうですよね。(笑)」
と、とても嬉しそうに、うなずいてくださいました。そこから本領発揮です!
「どんな木材を使うのか?」「手紙を入れる口の大きさは?」「文字の書体は?」から始まり、倒れないようなバランスや文字の側面(幅5mm程度の厚みの部分です!)の色まで、ひとつひとつ考え、文字の型抜きをする業者さんを選び…と丁寧につくっていただいた、たったひとつの回収箱です。何しろ、これだけの手間と愛情がたっぷり込められているのです。
園で手紙をこの箱に入れる時、どうぞじっくりご覧ください。
さて、今までも回収箱には、様々な手紙が入れられてきました。
提出物…みんなの入れている様子を見て、慌てて取り出しているお母さん。
「あれっ、お母さんからは何も言われていないけどな…」、と周りを見渡すお父さんもいましたっけ。それらに混じって先生達をねぎらってくださる手紙も届きます。
 昨年は、泊まれないけれど内容はほぼ踏襲した「サマーパーティー」後の「ありがとう」の感謝の手紙、「お別れ遠足」が「思い出パーティ」に変更になった時の園児の様子がかかれた手紙も入っていました。その中には、園児が嬉しそうに家庭で話した様子や、その場所まで親子で再び出掛けたこと、「歩道橋を渡ったのも初めてで、あらたな地元発見ともなりました。…」などがかかれていました。園児の反応を知ることができて、私達も嬉しい限りです。
 また、「早退届け」や「連絡メモ」の端っこに鉛筆がきされた
「寒くなってきました。風邪ひかないように。」「消毒大変ですね、がんばってください。」
などの言葉も、昨年は特に心に響き、私達に勇気を与えてくれました。子ども達や園への温かい思いを感じます。
一方、友達とのかかわりでの心配や就学への不安などの相談の手紙も入っていました。このようなことは、子どもを育てる上で、避けては通れない当然の悩みです。大丈夫、たくさんの様々な子ども達とかかわってきた先生達がついていますよ。私達の経験をいかして、一緒に考えていきましょう。
 園では「子ども達が楽しめるか、充実しているか」考えながら様々な計画を立てていきます。園からの一方通行ではなく、保護者の皆様からも情報をいただくことで、よりよい園生活をつくっていくことができるのです。どうぞよろしくお願いします。
朝、別れ際に、「お鼻隠してね。」などの「マスクのチェック」もよろしくお願いします。
明るい未来を信じて、みんなでこの危機を乗り越えていきましょう。