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理加せんせいの子育てコラム

おざわ幼稚園副園長の小澤理加です。
2人の子どもを育てた自分の経験をもとに、毎月子育てコラムを掲載します。

2021年05月

切り替え上手な 子ども達

理加せんせい

「せんせーい! この下に(おもちゃが)入ってるよ!」
朝の片付け時、「片付けパトロール」をしてくれている年長児達からの報告です。
見ると、砂場の収納庫の下におもちゃが1個ありました。
「ほんとだ、奥の方に入ってて届かないね。」
「長い棒で、取ればいいよ。」
「そうだね、あ、長シャベルちょうどいいかな。」
まだ、長シャベルの使い方の約束が年少児にできていないので、庫内にしまってあったものを1本取り出して渡すと、一人が差し込み一人が受け取り、連携プレーであっという間におもちゃ回収です。年長児の協力体制はたいしたものです。
素晴らしいですね。
みんなが小さい園児のお世話をしたがり、かかわりたがり、面倒もよく見てくれます。
今朝も、砂場のおもちゃを二人で引っ張り合っている年少児を見つけて、間に入ってくれている年長児がいました。二人をなだめますが、なかなか上手く解決しません。どうするのかな。
すると、近くにいた年少担任を呼びに行きバトンタッチしました。
自分で解決できない時にも、最後までどうしたらいいかを考えて行動できました。ありがとう。
忘れてはいけないのは、年長児も「幼子(おさなご)」だということです。
自分たちで解決しようという意欲は十分あるけれど、あと一歩、大人の手が必要なこともありますね。見守りながらも、必要に応じて手を貸してあげられる環境づくりを心がけています。

また、ある日の登園時、「先生、タッチしてないよ」と、年長児が言いました。
タッチの好きなこの子は、自粛前まではバスから降りてくる園児一人一人とタッチしていましたが、今はがまんの時。こんな会話、悲しいです…。
 でも、すごいなと思うのは、子ども達の柔軟性。
年少女児は、両腕を肘から小指までくっつけた
独自のポーズをつくって、靴箱のところで会うと、
このポーズをしてくれるようになりました。
こういうあいさつもあるんだね、素敵。
このような子ども達の柔軟性を見習って、楽し
い面に目を向けていこうと思いました。
先日の雨上がりの夕方、園庭から見事な虹が見え
ました。半分しか見えなかったけれど、太くて色
鮮やかな虹でした。
 数日後にも、同じ条件でぱっと日が差してきた
ので、探しましたが残念。虹は出ませんでした。
でも、空を見上げて探していたほんのわずかな時
が、癒やしの時間となりました。
そんなものかもしれませんね。気持ちが沈んだ時
は、ちょっとだけベランダや外に出て、空を眺め
てみてください。
案外気分が晴れるかもしれませんよ。