はじめまして
いつもありがとう!

理加せんせいの子育てコラム

おざわ幼稚園副園長の小澤理加です。
2人の子どもを育てた自分の経験をもとに、毎月子育てコラムを掲載します。

2022年05月

きっかけは…

理加せんせい

先月号でお知らせした話の続きです。
5月に入り、園長が苦笑いしながら、職員室に戻ってきました。
「プランターの花(はな)柄(がら)摘(つ)み(枯れている花を摘み取る)をしてたら、『お花つんじゃだめ。』って 言われちゃった。」
園長先生に「注意」してくれたのは、プランターの花を摘んで花束にしてしまった女の子でした。ちゃんと覚えていたんだ、今度は教えてくれる側になったんだね。すごいすごい!
子ども達は、段階を踏んで成長していくのですね。
その後も、その子は笑顔いっぱい、大きな葉をトトロに出てくる傘のようにさしたり、とがった2枚の葉を耳に見立てて「ウサギ」と見せてくれたり…これからもいろいろなことに興味を持ち、気付いたことで遊びが広がりそうです。

 さて、今回はPTA広報誌「おおとり」の中で紹介したものの話をしようと思います。
「朝食で好きなもの」で紹介した「園長先生のパン」のことです。
 2011年3月東北大震災の後、様々な食材が不足気味になりました。
小麦粉もその一つだったので、毎朝パンを食べている我が家では、パンが食べられなくなったら大変!と、念のため「お米パン」がつくれるホームベーカリー(パン焼き器)を購入することにしたのです。物珍しさもあり、
「お米でも美味しく焼けるのかな?」
「ちょっと焼いてみようかな?」
と、軽い気持ちで園長が「お米パン」を焼いてくれました。焼きたてパンの味は格別です。
「おいしいね!」「ほかほかだね!」
そういうわけで、いろいろなパンを焼き始めたのです。
カボチャの種やクルミ、チーズやシナモン、園長の大好きなパイナップルが入っていることもあります。フランスパンも四角なのですが、ちゃんとフランスパンの味がします。
いろいろな品種の小麦粉を買ってきて配合したりもします。私は、
「おいしいね。今日もありがとう!」
と、食べる役に徹しています!
 時々ドライイーストを入れ忘れるようなハプニングも起こりますが、失敗してもうっかり焼くのを忘れてもOK、パン焼きをお休みする日もつくり、お店で買ってきたりしながら、自由にゆるーく続けてもらっています。そんなパンづくりが、なんと11年間も続いているというわけです。パン焼き器も2代目になりました。
今でも、園長は寝る前のパンの確認は欠かしません。
また、我が家では、「生ゴミ処理機」も使用しています。
出したら処理に困る生ゴミも、機械で乾燥させ粉々にすることで、植物の土づくりに使えます。実のなる木の周りに巻くと、美味しい実になるから楽しみです。
「お花摘み」も「パン」も、きっかけはマイナスでも、見方を変えていくことでプラスに変えられるのですね。
どんなことが起きるか分からない毎日です。楽しまなきゃ損々。