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理加せんせいの子育てコラム

おざわ幼稚園副園長の小澤理加です。
2人の子どもを育てた自分の経験をもとに、毎月子育てコラムを掲載します。

2019年05月

保護幼稚園と者の連携

理加せんせい

10連休も終わり、園生活を自分なりのリズムで過ごし始めた子ども達です。
先生の周りに集まってくる子の中には、「先生と僕だけ」で遊びたい子もいるものです。
先生達は、そんな子ども達の「したいこと」の思いを受け止めながらも、かけっこ好きの子達はかけっこを通じて、闘いごっこが好きな子は闘いながら、友達とのかかわりが広がっていくように工夫しています。
 先日も、登園時に保護者から離れられず、顔が曇った子に、
「もう○○君がお部屋に来てるよ。今日もかけっこ一緒にする?」
と言うと、ぱっと顔が明るくなり、自分から保育室に向かいました。
そのように「安全基地」の保護者から一歩踏み出して、気持ちが遊びや友達に向かい始めています。そのような切り替えが必要な場面で、我が子を心配しながらもその気持ちを押さえ、そっとその場から離れてくださる保護者の気持ちがこちらにも伝わってきますが、本当に助かっています。保護者と連携していると感じる瞬間です。ご協力ありがとうございます。
初めての内科検診は、新入園児には未知の世界なのです。不安そうな子の胸に手を当ててみると、心臓が「ドキドキ」というより「バクバク」しています。大人が想像している「怖さ」以上に怖いのだと思います。
「どうしよう、泣いちゃうかな…、ちゃんと口を開けてくれるかな…。」
私達もドキドキです。
そんな「べそをかきそうな子対策」として、職員室の机に挟んで動物の紙芝居を眺めながら、待つようにしてるのですが、今年はアンパンマンに登場してもらいました。
玄関に置いてあるアンパンマン達を職員室に運び、園児の背より大きい「特大アンパンマン」は机の上に、小さい「赤ちゃんマン達」は、泣きそうになった子に抱っこしてもらいました。不思議なことに、
「抱っこしててね。」
とぬいぐるみを渡すと、お医者さんから意識がそれるため、ある程度は泣き止む様子がみられました。一度経験すれば、次からは次第に怖さも軽減されるものです。
そして、同じ時期の年長組は?
もちろん、受診前に並んでいる時も、ほとんどの子が冷静に余裕の顔をしています。
生活の中でも、年長らしい光景が見られました。あるクラスでは、等身大の人型模型パネル(イラスト調の怖くないもの)が置いてあります。
めくると、筋肉や骨のパネルが現れます。食べ物が体の中をどう通っていくのかがわかるパネルもあります。内科検診や身体測定をする意味がわかったり、不思議な体の中のしくみに興味関心を持つ子が出てきたりすることでしょう。
そして、小学生になるとさらに理解が進みます。これが成長なのですね。幼稚園というところは、そんなたくさんの経験や成長の入口にあたるところなのです。

 草加市では、市内の全幼稚園、保育園、こども園、小中学校、そして保護者の皆様と連携しながら、0歳から15歳までの子ども達の育ちを支える取り組みを進めています。教育要領の改訂に伴い、日本中で「連携」に取り組んでいますが、先進的に0歳から15歳までの長い期間にわたって連携している草加市に住んでいることを幸せに思いながら、さらに子ども達の幸せのために力を合わせていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。