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理加せんせいの子育てコラム

おざわ幼稚園副園長の小澤理加です。
2人の子どもを育てた自分の経験をもとに、毎月子育てコラムを掲載します。

2020年09月

たんじょうび おめでとう

理加せんせい

 私は、8月生まれです。
祖父母の住む富山への里帰り出産だったため、誕生を知らせる電報が自宅の父に届きました。
「アサ7ジ オンナ ウマレタ オヤコ ブジ」
この16文字に伝えたい情報が詰まっていることに感心し印象に残っていたため、誕生日が来る度になんとなく思い出しつぶやいてしまいます。
現在、令和元年の孫の誕生は、随時ラインで状況が中継されてきました。時代を感じますね(笑)

さて、今年の誕生会は園児のみで実施しています。園ではどのような様子でしょうか。
年少組は初めての経験です。
誕生カードに手型を押す時だけ、先生と園舎管理棟に入ることができるので、この特別感に、子ども達は、誇らしげなニコニコ顔。
ただ、自分の誕生月がまだきていなくても、冠をかぶりたくて泣いてしまった子もいます。
そんな時は、
「手型押してもらった?まだなんだね。じゃあ、カードの用意ができたら、冠かぶろうね。」
で、納得したそうです。

 この「誕生会」というシステムは、みんな平等に年に1回ずつ主役になることができるので、とてもいいと思っています。
 私も、友達と会えない夏休み中に誕生日を迎えるため、ケーキでお祝いしてもらうのは、祖父母の家ということが多かったように思います。そんな経験を持つ方は、意外といらっしゃるのではないでしょうか。
どんな環境にいても、必ず1回はお祝いしてもらえる…いいですよね。
今年の誕生会をのぞいてみると…クラスごとに楽しくゲームをしたり歌を歌ったり、昼食時には、冠をかぶり、とてもいい顔をして、先生のインタビュー(「好きな遊びはなんですか?」など、学年により様々)にも答えています。
プレゼントしている絵本は、毎年12月終わりに、現在の学年の担任が集まり、
「来年はどの本にしようか…」
と、悩みながら決めています。
 中には、弟妹にプレゼントした絵本が、兄姉と同じだったこともありました。お母さんは、
「大丈夫。その子にとっての(自分だけの)特別な絵本になるので、同じでもいいんです。」
と、言ってくださいました。
 また、教育実習生(大学生)や先生達の中にも卒園生がいますが、当時もらった誕生会の絵本をまだ大切に持っていて、クラスで読んでくれて驚くこともありました。それくらい特別な意味を持つ絵本なのだと思うと、選ぶ私達も力が入ります。

 夏あひる2日目、「お手紙あるんだ」と年中児に言われ、かばんから取り出した手紙には、
「りかせんせい、おたんじょうびおめでとう」のメッセージが!!
心が沈んでしまいそうなこの日々の中で、その子がかいてくれた色とりどりの楽しげな絵と、お母さんの温かい言葉に、なにより元気が出たプレゼントでした。
誕生日って、いくつになってもステキ!