A1.ご家庭での食事は千差万別です。食欲にも個人差があります。入園してからも「お母さんのご飯じゃなきゃ食べない!」「白いご飯しか食べない!」なんて園児もいたりします。
園ではそういうことを全てひっくるめて「食事」として捉え、個人差を考慮しながら次のように対応しています。
- 「食事は楽しい!」と思える雰囲気作りをしていきます
みんなで外で食べたり、シートを敷いて食べたり…だんだん楽しくなってきますよ。 - 「味覚の幅を広げていく」ようにします
最初は、食べ慣れたものから口に入れ、徐々に新しい味にも挑戦していきます。嫌いだったはずの野菜でも、なめる→皮をかじる→汁を吸う→ひと口食べる→ふた口食べる→…→全部食べると順を追ってチャレンジし、自分から口に運ぼうとするようになるまで時間をかけます。ご家庭でも同じようにご協力いただくことも多くなります。お家の方や、先生たちにたくさんほめられることも、とても効果的です。 - 充分に体を動かします
運動やあそびを充分にすることで、体力もつき食欲もわいてきます。秋の運動会の頃には、ずいぶん食べる量が増えてきます。焦らないこと。 - 小学校に向けて
年長組になると、幼稚園にも慣れますし、小学校に向けての準備の時期となります。そのため、「完食」できる場合が増えたり、時間を意識しながら食べることもできるようになりますが、これにも個人差があるため、対応していきます。
A3.現在のおむつは、機能性がよく、はいていても快適なため、なかなかおむつがはずれる時期が遅くなっているようです。
また、この質問をされる頃は、入園前「まだ2歳」の方もたくさんいますね。一番気をつけたいことは、「しからないこと」。失敗を繰り返しながら、徐々にトレーニングをし、できたら「お兄さん・お姉さんになったね!」とほめ、焦らず取り組んでください。
入園までにとれなかったら…たくさんパンツをご用意ください。
- 「幼稚園では、パンツで過ごす」=お兄さん・お姉さん気分を味わう
- 「活動前後に、クラスみんなでトイレへ行く」=習慣づけ
- 「濡れたら取り替える」=快適に過ごす
この繰り返しにより、個人差がありますが、早くて4月、ほぼ1学期中にはパンツで過ごせるようになります。それまでは、「おみやげ(取り替えた下着)」を持ち帰りますので、洗濯をよろしくお願いします。幼稚園では、「お漏らし」は日常茶飯事です。どうぞ、ご安心ください。